オンラインゲームや証券事業などを手がけるアエリアが2月27日に決算説明会を開催した。
アエリア代表取締役会長の長嶋貴之氏は席上、「年内にも証券事業でネットを絡めた展開を実現したい」と発言した。対面型の証券会社などを営む黒川木徳フィナンシャルホールディングスを2007年買収したが、事業内容の改善はあまり進んでいないのが現状。一方で2008年12月期の業績は同社の不振で営業赤字に転落した。オンラインゲームは欧米を中心に好調なだけに、業績回復には証券事業などのテコ入れが不可欠だと判断している。
同日説明した2008年12月連結決算は、営業損益が24億5500万円の赤字(2007年12月期は3億9900万円の黒字)だった。部門別損益をみると、オンラインゲームを中心とするエンターテイメント事業部門が2億9700万円の営業黒字、ネット広告・システム開発・データセンターなどのメディア&ソリューション事業部門が1000万円の営業黒字を確保したのに対して、証券や外国為替証拠金取引などファイナンス事業部門は17億8700万円の営業赤字となり、業績の足を引っ張った。
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