インターネットイニシアティブ(IIJ)は1月17日、DNSアウトソースサービスなどでセキュリティを向上させるための拡張方式である「DNSSEC(DNS Security Extensions)」に1月31日から対応すると発表した。
DNSSECは、電子署名を応用してDNSの情報が改ざんされていないかどうかを検証する仕組み。DNSの根幹となるルートサーバは、2010年夏にDNSSECへの対応を完了している。
利用者はDNSSECに対応したサービスを利用することで、専門的な知識を必要とせずにDNSサーバをより手軽にセキュアな状態に保てるという。DNSSECは世界的にも普及が始まった状況であり、導入に関する技術情報やノウハウが少ない。このため自社で対応する場合と比較して、より確実で簡単にDNSSECに対応できるとしている。
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