Amazonの「Kindle Fire」は「iPad」にとって最大の競争相手だと言われてきたが、あるアナリストが推定したKindle Fireの販売台数が事実だとすれば、本当にその通りなのかもしれない。
投資サービス会社Stifel, Nicolaus & CompanyのアナリストJordan Rohan氏は米国時間1月30日夜、2011年第4半期における「Kindle Fire」の推定販売台数を600万台に修正したことを投資家向け文書で明らかにした。同氏はこれまで、Amazonが第4四半期に販売したKindle Fireの台数を500万台と推定していた。
Rohan氏は投資家に対して、「Kindle Fireは、忠誠心の高いAmazonの顧客ベースと魅力的な(低い)価格のおかげで、市場において重要な地位を確立した」と述べている。
Kindle Fireの販売台数について強気の見方を示しているアナリストはRohan氏だけではない。証券会社Barclays CapitalのアナリストAnthony DiClemente氏は2012年1月初め、Kindle Fireの推定販売台数を450万台から550万台へと上方修正している。
AmazonのKindle Fireは2011年末に鳴り物入りで登場し、十分に使えるタブレットを安価に購入したいと考える消費者の関心を集めた。「Android」ベースのKindle Fireは7インチのディスプレイを搭載し、「Kindle eBooks」や「Prime Instant Videos」など、Amazonのさまざまな統合サービスを利用できる。また、199ドルという価格は、業界首位のタブレット製品であるAppleのiPadと比べると大幅に安く設定されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ユーザー利便性向上と物流課題の解決へ
楽天市場ができる貢献のあり方
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
多要素認証でPCのセキュリティを強化!
DX時代のビジネスPCは顔認証で守る
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手