プロジェクト管理も可能な高機能なタスク管理アプリ「OmniFocus 2」

  • ホーム画面を下にスワイプすると、画面上部にツールバーが表示される。すべてのパースペクティブも表示できる

 OmniFocus 2は、プロジェクト管理も可能な高機能なタスク管理アプリだ。iPad版のOmniFocus 2がiPhoneでも使えるユニバーサル版としてアップデートされた。今までのiPhone版OmniFocusではできなかった「パースペクティブ」の作成ができるようになり、ホーム画面の並べ替えやレビュー機能なども使えるようになった。旧iPhone版OmniFocusは、Mac版と同期して使うことが前提であったため、どちらかというとMac版で作成したタスクを、モバイルに持ち出すという感じの使い方だったが、機能が充実したユニバーサル版の登場によって、iOS版のOmniFocus単体で、自由自在にカスタマイズできるようになった。

 iPhoneのみで使える旧OmniFocusを持っている場合は、アプリをインストールしたまま、App Storeで、ユニバーサル版を含むOmniFocusバンドルを購入すると、アップデート価格でユニバーサル版を購入できる。

  • 「すべてのパースペクティブ」画面。画面左上のアイコンをタップすると、パースペクティブを新規作成できる

 OmniFocus 2では、パースペクティブを作成できるのが素晴らしい。パースペクティブとは、自分好みの条件でタスクをフィルタリングした結果を表示する画面のことだ。パースペクティブを活用すると、よく使う条件、たとえば「今日やらなければいけない、フラグ付きのタスク」や、「コンテキストが電話で、完了したタスク」などの細かい条件でフィルタリングしたタスクを、素早く表示できるので、タスクの確認がはかどる。

 さらに、「レビュー」機能によって、「確認を忘れて手を付けていなかったタスク」が発生するのを防ぐことができる。スケジュールを見直した方が良いタスクや、進んでいないプロジェクトが判明するのもレビューの大事なところだが、iPadのみならずiPhoneでも可能になったことにより、場所を選ばずレビューができるので本当に便利だ。

 「予測」画面では、指定したカレンダーのイベントを表示することもできるので、仕事だけでなく、プライベートの予定とタスクも合わせて管理しやすい。それなりの金額はするが、多くの仕事を抱えて混乱している状態なら導入して正解だろう。

  • 予測画面では、今後6日日間のタスクと、カレンダーの予定を合わせて見ることができる

  • パースペクティブの新規作成画面。パースペクティブに名前を付けて、さまざまな条件を設定できる

  • パースペクティブを並べ替えて、お気に入りにすることもできる

  • 設定画面では、Omni Sync Server、TextExpander、通知、リマインダーなどの設定が可能

  • iPhone 6 Plusでは、ランドスケープモードも利用できる

  • レビュー画面。設定した頻度で(デフォルトは1週間)タスクを見直せる

>>OmniFocus 2のダウンロードはこちらから

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