マネーフォワード、相続リスクを3つのツールで見える化する「お金のバトン」

 マネーフォワードは9月21日、相続に関する課題解決を目指すサービス「マネーフォワード お金のバトン ベータ」の提供を開始したと発表した。

 
 

 相続に関する全般的な悩みや不安、課題を「やることリスト」「相続財産シミュレーション」「家族とお金のリスク診断」という3つのデジタルツールで見える化。対応が必要なタスクなど、情報整理をサポートする。生前からの相続準備(終活)にも活用できる。

 デジタルツールで見える化した状況をもとに、必要に応じて同サービスと提携する相続専門の相談員の目線から、課題解決に向けた適切なアドバイスを提供する。実際に解決策も提案するとしている。


 「やることリスト」では、やるべきことをわかりやすく見える化できる。


 現在の悩みに当てはまる項目を選択することで、「やることリスト」が作成される。被相続人が亡くなった場合は命日を登録することで、以降発生する手続きの対応期限(目安)も見える化するという。

 また、各タスクの完了ボタンを押すことで、対応が完了した日付も記録できる。

 
 

 「相続財産シミュレーション」は、自分の資産の相続についてチェックできる。自分の資産が「誰にいくら渡るのか」「相続税は発生するのか」などをシミュレーションできる。


 配偶者や子供、両親や兄弟などの家族構成、現在の金融資産額や所有している不動産の想定売値、遺族が受け取る死亡保険金など、入力された情報から、相続人の構成や相続割合、相続税発生の有無などを表示する。なお、結果は法廷相続分の概算になるという。


 「家族とお金のリスク診断」では、相続に関する潜在的な課題を把握できる。

 診断結果では、想定されるリスクとともに、その潜在的リスクを回避するための「やることリスト」も自動作成される。また、結果は「LINE」で家族と共有可能だ。


 3つのデジタルツールは、利用者が資産を遺す場合や、家族から資産を受け取る場合に発生する悩みや不安・課題に対して、被相続人・相続人のどちらの立場からでも利用できる。

 同社サービスの共通IDとなる「マネーフォワード」を利用し、お金のバトン ベータでログインすると、各ツールで提示された情報をマイページに保存できる。

 マイページでは、それぞれの情報にアクセスでき、実際に相談員への相談を行う際には、マイページで予約、予約情報のチェック、相談履歴などが確認できるという。


プレスリリース

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