KDDI、eスポーツ施設を上野に2024年2月開業--「esports Style UENO」

 KDDIは11月20日、eスポーツ施設となる「esports Style UENO」を2024年2月に開業すると発表した。

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 同施設では、高速10Gbps固定回線を施設専用回線として導入しているほか、ハイスペックPCや、ゲーム・イベントの配信設備を完備。最大140名が参加できるパブリックビューイング会場では、大型294インチの高精細LEDビジョン(1台)と最大10名のゲームプレイ画面を同時に投影できる13台のモニターが設置する。個人向けゲームブースは、オープンゲームブースを20席、個室ゲームブース MeetUp(グループ対戦用個室)を11席用意。実況配信ルームは防音個室となっており、配信機材・配信用PCを完備する。

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 同社では、個人でのゲームプレイをはじめ、グループ対戦やイベントの実施といった幅広いニーズに対応するという。具体的には、専用の固定回線を施設内に敷設。同社のインターネット網へ直接接続し、高い信頼性と品質を実現した10Gbps帯域確保型のインターネット接続環境を構築した。

 また、高速通信に対応したゲーミングPC・配信機材を導入することで、一瞬の動作が勝敗を分ける高速・低遅延が重要なeスポーツにおいて、ゲームプレイヤーのパフォーマンス向上を支援する。

 PCには、同施設のプラチナスポンサーでもあるASUS JAPANが同施設オリジナルモデルとして手掛けた「ROG STRIX HELIOS」および、11月20日時点で日本未発売のゲーミングデスクトップPC「ROG Strix G13CH」を導入。高いfps値(フレームレート)が要求されるゲームでもストレス無くプレイが可能だという。

 なお、「ROG Harpe Ace Aim Lab Edition」(マウス)や「ROG Hone Ace Aim Lab Edition」(マウスパッド)、「ROG Delta S」(ヘッドセット)など、ROGゲーミングデバイスも含め、ゲーミングPC・モニター・周辺機器をすべてASUSブランドで統一している。

 同社によると近年、eスポーツ業界の盛り上がりは目覚ましく、コロナ禍において、ゲームプレイヤーとしての参加者や応援するファンも増加。コロナ禍の収束と共に、オフライン環境での対戦・観戦需要も増えているという。これまでも、プロeスポーツチーム「DetonatioN FocusMe」をスポンサードしているほか、クラウドゲームサービス「GeForce NOW powered by au」を提供してきた。

 今回開業する同施設を通じて、ゲームプレイヤーだけでなく、eスポーツファンがパブリックビューイングや配信体験を通じて、感動を共有できるコミュニティスペースを提供。これにより、eスポーツ市場の拡大を支援していくという。加えて、同施設1階の「BLUE LEAF CAFÉ」では、人気ゲームとタイアップしたコラボカフェを実施予定。ゲームタイトルファン同士のコミュニティの場としての利用も想定している。

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