Nature、太陽光発電量の予測をベースにエコキュートを自動制御する「エコキュートオートメーション」

 Natureは12月5日、ソフトウェアサービス「Nature Green(ネイチャーグリーン)」の有料オプションとして、太陽光発電量の予測をベースにエコキュートを自動制御する、「エコキュートオートメーション」を公開した。

 Nature Greenは、エアコンなどの家電や蓄電池/V2Hなどのエネルギー機器の自動制御を中心とした機能を提供するソフトウェアサービス。今回のエコキュートオートメーションは、月額300円の有料オプションとなり、過去の発電量・天気の実績および天気予報を基に、太陽光による発電量を予測し、スマホHEMS「Nature Remo E(ネイチャーリモイー)」で、エコキュートの沸き上げ時間の昼夜を自動で切り替えることができる。

 Nature Remo Eは、コンセント型のスマホHEMSで、電力の消費状況や電力料金の目安、太陽光発電設備の発電・売電状況、蓄電池の充電量・放電量を、スマートフォンの「Nature Remoアプリ」で確認することができる。外出先から蓄電池やV2Hのコントロールも可能だ。

Nature Remo E(ネイチャーリモイー)
Nature Remo E(ネイチャーリモイー)

 エコキュートオートメーションを導入すると、エコキュートによる湧き上げを「積極的シフト」と「控えめシフト」で切り替えることができ、積極的シフトの場合、翌日の天気予報が晴れまたは曇りなら、夜間沸き上げを最小限に抑え、できる限り太陽光発電の電力で昼間に沸き上げを行う。発電量が足りない場合は、電力会社からの電力で残りの湯量を沸き上げ、雨の場合、夜間沸き上げ抑制はしない。


 控えめシフトの場合、翌日の天気予報が晴れなら、夜間沸き上げを最小限に抑え、太陽光発電の電力で昼間に沸き上げを行う。発電量が足りない場合は、電力会社からの電力で残りの湯量を沸き上げ、曇りまたは雨の場合には、夜間沸き上げ抑制はしない。

 雨や曇りの予報が外れ、設定した太陽光の発電量を超えた場合には、その電力を使って昼間に沸き上げる設定が可能。モニタリングする時間も設定することができる。

 朝に使う湯量は、「0、1、2」から選択して設定することができ、設定した湯量までは必ず夜間に沸き上げ、翌朝の湯切れを回避する。設定した湯量を超えていれば、夜間沸き上げは行わない。

 夜間の沸き上げを抑制した日は、エコキュートの消費電力以上の売電が発生した時点、または設定した開始時刻に昼間沸き上げを開始する。昼間沸き上げは「3、4、満タン」から選択することができ、選択した最大湯量に達するまで行う。

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