Googleは米国時間1月25日、「Pixel」シリーズ向けのアップデートを発表した。「Pixel 8」シリーズに、人工知能(AI)を搭載した「かこって検索」や、「Pixel 8 Pro」に「Thermometer」アプリを使った体温測定など、複数の機能を追加している。
2024年最初の「Feature Drop」の一環として、「Photomoji」(写真をステッカーに変え、メッセージスレッドでのリアクションに使える機能)が「Pixel 3a」以降のモデルで利用できるようになった。
かこって検索機能は、17日にサムスンの「Unpacked」イベントで発表された「Galaxy S24」シリーズに搭載されたAIツールで、31日からPixel 8/8 Proでも利用できるようになる。これはサムスンとの提携によって開発されたもので、スマホの画面上のほぼすべてのものを、丸で囲むだけで検索できる。
次に、Pixelシリーズで唯一、温度センサーを搭載しているPixel 8 Proで体温を測れるようになる。測定するには、Thermometerアプリを開き、額をスキャンするだけだ。結果を「Fitbit」のプロフィールに保存することもできる。これまでPixel 8 Proの温度センサーには人の体温を記録する機能がなく、食品や物体の温度しか測れなかった。
もう1つの生成AI機能である「Magic Compose」が「Pixel 6」以降のモデルに搭載される。この機能は、メッセージの下書きをさまざまなスタイルやトーンで書き直し、よりプロフェッショナルで簡潔な文章にしたり、シェイクスピア風の文章にしたりする手助けをしてくれる。この機能は、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、韓国語、イタリア語で利用できる。
Googleは、「Googleストア」と「Google Fi Wireless」でミントカラーのPixel 8と8 Proを発売開始したことも発表している。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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