ソニー、カメラからのデータ転送を素早く便利にする「ポータブルデータトランスミッター」

 ソニーは1月30日、カメラをネットワークに接続し、静止画や動画をクラウドストレージなどに転送する、ポータブルデータトランスミッター「PDT-FP1」を発表した。発売は3月22日。2月7日に受注を開始し、税込価格は15万9500円になる。

「PDT-FP1」
「PDT-FP1」

 PDT-FP1は、ソニー製カメラとつなぐことで、静止画、動画などを5Gを使ってFTPサーバーやクラウドなどに転送できるというもの。ライブストリーミングサービスにも対応する。

 本体は、高さ170.0mm×幅80.0mm×奥行き26.6mmで、重量約308g。アンテナを内蔵し、4G、5G、ミリ波に対応するほか、最大10台までのWi-Fiテザリング接続が可能だ。Dual SIMにも対応し、使用中のSIMが圏外、または電波状況が悪くなった場合、もう一方のSIMの方が電波状況が良いのであれば、自動的にSIMを切り替え通信の品質を確保する。

 新規開発した内蔵の冷却ファンとヒートシンクにより、高負荷状況においても高いパフォーマンスを確保。静音かつパワフルなファンを内蔵し、撮影環境を限定せずに使用できる。本体にはデータ転送用と充電専用の2つのUSB Type-C端子を装備。HDMI、LAN端子も備える。

 5000mAhのリチウムイオン電池を内蔵し、LTE経由のFTP転送時で約4時間の連続使用を実現。プリインストールアプリ「Camera Wired Connection」を使用すれば、ソニー製カメラと有線接続した際に、写真、動画を指定したFTPサーバーやクラウドに自動的に転送できる。

 本体には、256GBの内蔵SSDと1TBまで対応するmicroSD スロットを装備。三脚用ねじ穴やストラップホールも備える。

プレスリリース

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