KDDIと京都サンガ、スタジアムで参加できるスマホゲームの実証実験--3月2日の湘南戦で

 KDDIは2月21日、京都パープルサンガと共同で、ファンエンゲージメントサービス「AR応援チャレンジ ベータ版」の実証実験を実施すると発表した。

 3月2日開催の「2024明治安田J1リーグ第2節湘南ベルマーレ戦(サンガスタジアム by KYOCERA)」のスタジアム内で実証実験を実施し、需要を把握するという。

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 AR応援チャレンジ ベータ版は、試合開催日のスタジアム観覧席でアプリからギフトを購入、試合開始前やハーフタイムなどの空き時間にAR演出が楽しめるゲームをすることで、ギフトをチームに贈れる。チーム強化や地域貢献を支援しつつ、報酬として推しの選手のグッズや限定デジタルコンテンツなどの返礼品を受け取れるという。

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 今回の実証実験では、来場者はサービスを無料で体験可能。スタジアム内で自身の座席からピッチにスマホをかざすと、AR演出を楽しみながら選手を応援できるゲームに参加できる。なお、ゲームは、スタジアム内の参加者をチームに分ける、対戦形式のシューティングゲームになるという。

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 なお、実証実験は、2月27日にオープン予定のサービスページから参加できる。サービスページ内では、「SATCH X powerd by STYLY」アプリのダウンロードや「Engate ID」の登録、応援ポイントとのギフト交換、AR体験が可能だ。

 近年、エンタメ業界やスポーツ業界において、スマートフォンアプリなどを通じて、アイドルやアーティスト、スポーツチームやアスリートなどに、さまざまなギフトを贈ることで応援できるサービスが注目を集めている。AR応援チャレンジ ベータ版も、選手やクラブチームのファン・サポーターが、AR技術を活用したスマホゲームを楽しみながらギフトを贈り、チームや地域の強化支援に還元されるモデル構築が目的になるという。

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