生成AI「Gemini」、「Googleメッセージ」で会話が可能に

Artie Beaty (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2024年02月28日 10時57分

 Googleは数週間前、AIチャットボット「Bard」を「Gemini」に改称し、「Android」アプリを提供して、スマートフォンでより簡単に使えるようにすると発表したばかりだ。さらに、今後は「Googleメッセージ」から直接、Geminiにメッセージを送信できるようになる。

Geminiの画面
提供:Maria Diaz/ZDNET

 Geminiにテキストメッセージを送信して、さまざまな種類の会話ができるようになる。メッセージの作成を手伝ってもらったり、お勧めの本を紹介してもらったり、特定の食材を使った夕飯のメニューを提案してもらったりするほか、単に楽しくチャットすることも可能だ。

 この機能が提供されると、新しい会話画面からGeminiにアクセスできるようになる。メッセージの送信先として実在の人物を選ぶ代わりに、リストにあるGeminiを選択する。サポートページによると、Geminiとの会話はエンドツーエンドで暗号化されないという。

 この機能を利用できるデバイスは、「Pixel 6」以降の端末、「Pixel Fold」、「Galaxy S22」以降の端末、「Galaxy Z Flip」、「Galaxy Z Fold」。端末の言語を英語に設定し、RCSを有効にする必要がある。また、18歳以上が対象だ。

 現時点ではベータテスターしか利用できないが、段階的に提供が拡大される予定だ。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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