文書のスキャン・整理アプリは目新しいものではない。しかし、サードパーティー製アプリを使う煩わしさがあるほか、スキャンされた文書の保存先を把握するのが厄介なことがある。
Googleはファイル管理アプリ「Files by Google」に、文書をスキャンできる新機能を追加した。同アプリは多くの「Android」デバイスに組み込まれており、ファイルの保存、閲覧、転送などができる。
最新版アプリに導入されたボタンにより、文書、免許証、パスポート、写真など、画像のスキャンが容易にできるようになった。
この機能は当初、「Pixel」デバイス向けと思われていたが、さまざまなスマートフォンで提供されているようだ。ただし、同アプリは「iOS」デバイスには対応していない。
文書スキャン機能の使い方は簡単だ。右下にある「スキャン」ボタンをタップすると、スマートフォンのカメラが起動し、文書を中央に配置するためのフレームが表示され、自動的にスキャンが始まる。手動でスキャンすることも可能だ。続けて複数のページをスキャンすることもできる。
スキャンした画像は切り抜きや回転ができるほか、指紋やシミなどの汚れを除去できる。さらに色やグレースケール、影などのフィルターを適用できる。
保存した画像は、「ドキュメント」カテゴリの「Scanned」にPDFファイルとして保存される。
同様の機能は「Googleドライブ」アプリでも提供されている。
Googleは2023年12月にも、ファイルや写真を容易に見つけられるようにする「スマート検索」機能をFiles by Googleに追加していた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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