コンテンツから見える千葉県の多様な合宿・研修ワーケーションの魅力とは

CNET Japan Ad Special2024年03月01日 11時00分

コンテンツからみる千葉県の合宿研修型ワーケーション

 では実際にどのようなワーケーションコンテンツが体験できるのか。令和5年度に千葉県でのワーケーションに興味を示す複数企業の協力を仰ぎ、2泊3日で行われたモニターツアーをもとに、千葉県のワーケーションコンテンツの特徴を紹介する。

SDGsコンテンツ

 企業にとって当たり前となったSDGsだが、その取り組みについて深く理解し、行動を起こす機会を社員に与えている企業はどれほどあるだろうか。千葉県には体験を通して社員にSDGsについて考えてもらうためのコンテンツが用意されている。

 例えば木更津市にある「金田みたて海岸」ではきさらづDMOが里海体験の推進を行っており、地元住民と交流しながら地域の自然や文化に触れることで、SDGsについて考えるきっかけづくりに取り組んでいる。

 敷地内にはWi-Fiが完備されたトレーラーハウス型の宿泊施設や研修場所も用意されており、ヘルスツーリズムとしてワーケーションを取り入れることも可能だ。東京都心から車で最短30分というアクセスの良さもあり、東京都や埼玉県からの来客が多いという。

金田みたて海岸にあるトレーラーハウス型の宿泊施設
金田みたて海岸にあるトレーラーハウス型の宿泊施設

 同じく木更津市にある「KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)」は農業、食、アートをテーマにしたサステナブルファーム&パークだ。この地ですくすくと育った動物たちのふんを堆肥として利用しているほか、太陽光発電やバイオジフィルターなど循環型農業に取り組んでいる。またこうした取り組みを伝えるツアーや収穫体験、サステナブルについて学ぶ教育プログラムも用意されているので、企業側で新たに研修を用意する必要がないのはうれしい。

KURKKU FIELDSにある堆肥舎
KURKKU FIELDSにある堆肥舎

 一方、宿泊施設ながらSDGs体験ワークが行える君津市の「亀山温泉ホテル・亀山温泉リトリート」では、鹿野山自然学校の校長を兼任しながら、このホテルのリトリートや自然体験を担当する豊島大輝氏が、薪割り体験や廃墟めぐりなどを通してSDGsを体感させてくれる。

薪割りを体験するモニター参加者
薪割りを体験するモニター参加者

 モニターツアーの参加者からは、参加者同士がお互いに声を掛け合いながら取り組めることからチームビルディングとしても活用できることや、講師の人柄の良さからまた来たくなるといった声が寄せられた。

 SDGsに関しては社員に体感させることがよりよい取り組みを生み出すための鍵となるため、ワーケーションとの相性が良いと言える。交通費を抑えながらより良いコンテンツを利用できるのは、千葉県ならではといえるだろう。

企業力アップや人材育成コンテンツ(事業開発・商品開発)

 普段交わることのない人との交流や環境に身を置くことで新たなアイデア創出に繋がったり、考え方の素地を身につけることができたりすることも多いのが事業や商品開発だろう。そのためのフィールドやコンテンツは千葉県内にも点在している。

 ひとつは九十九里町に拠点を置く菅原⼯芸硝⼦の研修だ。伝統工芸士が手掛ける事業ながら、常に新しいチャレンジに取り組む姿勢や、男性が圧倒的に多いと言われるガラスメーカーにおいて職人の半数が女性を占める点など、企業が陥りがちな課題に取り組んだ事例を聞くことができる。ガラスを使ったワークショップもあり、組織づくりや企画力、働きやすい会社とは何かを、手を動かしながら考えることができるだろう。

菅原⼯芸硝⼦でガラスを使ったワークショップに挑戦
菅原⼯芸硝⼦でガラスを使ったワークショップに挑戦

 また山武市で世界一のピーナッツバターづくりに取り組む「HAPPY NUTS DAY」では、ものづくりやブランディング、地域産業活性化のための活動などを学ぶことができる。いずれも地域の実践者から話を聞くことはそれほど多くはない。ワーケーションを通してこうしたコンテンツに触れられるのは、人材育成の側面からも貴重な機会と言えるだろう。

HAPPY NUTS DAY工場内にある研修も可能なスペース
HAPPY NUTS DAY工場内にある研修も可能なスペース
ブランディングを意識した新事業創出ワークショップに取り組む様子
ブランディングを意識した新事業創出ワークショップに取り組む様子
チームビルディングコンテンツ

 組織力を高めることにもつながるチームビルディングは、人材育成同様に重要な研修だと言える。千葉県にはユニークな手法でチームビルディングが体感できるコンテンツがある。

 例えば長生村の廃校をフィールドにグランピングを行う「BUB RESORT」では運動会がコンテンツとして用意されている。実際に企業からのリクエストも多く、今回のモニター体験者も他企業間でチームを組み、火起こしやノコギリを使った大木切りなどに挑戦。今回は講師からあえて効率的な方法は教えられず、メンバー間で考えながら進められた。

異なる企業のメンバーがペアになり行われたノコギリを使った大木切り
異なる企業のメンバーがペアになり行われたノコギリを使った大木切り

 体験者からは自分で見つけることで気づきを得られた、一人が頑張れば良いものではないからこそ、連帯感について考える機会になったといった声が聞かれた。

大木切りに成功し親睦を深める参加者たち
大木切りに成功し親睦を深める参加者たち
県内企業との連携事業コンテンツ

 地域との共創が企業からも注目を浴びる昨今、地方自治体や地域企業と連携し、新たなビジネスの形を模索する企業も少なくない。一方で連携の仕方やチームの作り方などは、これまでのビジネスとは異なるため、事例に学ぶ部分が多い。千葉県には地域を盛り上げる数多くのキーマンが存在し、その話を聞くことで学びにつなげることができる。

 例えば旭市の商業施設内にある「おひさまテラス」は、「旭市にしかない・旭市ならではの“魅力とライフスタイル”の創出」の実践の場として、大手企業が地元企業と連携し誕生した多世代交流施設だ。室内には6,500冊もの蔵書やコワーキングスペース、シェアキッチンやスタジオの他、小学校3年生まで利用できる無料の託児所や子供の遊び場が一箇所にまとまっている。利用者もサラリーマン、主婦、小学生など多岐にわたるなど、まさに多様なライフスタイルが共存する持続可能な場所となっている。

おひさまテラスの様子
おひさまテラスの様子

 今回のモニターツアーでは、この場所を生み出すために奔走された永井大輔氏から「よいチームとは」というテーマで地域拠点を成功させるためのチームづくりや地域との関わり方などについてご講演いただいた。

講演に登壇する永井大輔氏
講演に登壇する永井大輔氏

 地域企業との共創や組織づくりは企業の将来を見据える上で避けて通れないポイントだ。実践者や地域の方々から話を聞き、その場所を体感することで、事業や商品開発のアイデアが得られるコンテンツとなっている。

 参加者からも、地域のキーマンと触れ合える機会はなかなかないので、こうした機会は非常に貴重だという声が聞かれている。

多様な合宿研修ニーズに応えられる千葉県

 その他にも千葉県には、日本唯一の施設で研修が行えるポルシェエクスペリエンスセンター木更津、廃校を利活用している高滝湖グランピングリゾートなど、多様なコンテンツが用意されている。詳しくは千葉県のワーケーションサイト「ちょっとちかばでワーケーション」に掲載されているので、気になるものがあればぜひチェックしてみてほしい。

 費用を抑えながら合宿研修の効果が得られる千葉県ワーケーション。これからワーケーションを研修に利用したい企業や人材育成等に悩んでいるなら、ぜひ一度体験してみては。

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