クボタのミニバックホーにおいて、ユーグレナ社の次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」使用が承認されました

ミニバックホーを使用するさまざまな現場でのバイオ燃料の利用拡大を期待



株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充)は、当社の次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」(以下「サステオ」)が、株式会社クボタ(以下「クボタ」)のミニバックホーにおいて使用可能なバイオ燃料として承認されたことをお知らせします※1。これにより、クボタのミニバックホーを購入やレンタルなどで使用しているさまざまな企業や組織、個人が、「サステオ」を安心して積極的に利用できるようになり、建設業界等での「サステオ」の普及が加速することが期待できます。
※1 今回承認されたのは、欧州規格EN15940に適合したHVO(Hydrotreated Vegetable Oil:水素化植物油)と、それを基材として軽油と混和した混合燃料
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ミニバックホーイメージ(株式会社クボタ公式ウェブサイトより)
ミニバックホーは、車両重量が6トン未満、またはバケット容量が0.25㎥未満の小型クラスのミニショベルを指します。ミニバックホーは土木工事、農業、造園など多くの現場で利用されており、コンパクトな機体を活かして、都市部での道路や水道、住宅工事など様々な用途で活用されています。
ミニバックホー市場において国内・世界ともトップシェア※2を誇るクボタは、世界中の排ガス規制等に対応するエンジンを開発するなど、環境に配慮したクリーンな製品づくりに長年取り組んでいるほか、事業を通じさまざまなサステナビリティに取り組んでいます。
「サステオ」の供給先は、これまで、バスや配送車、消防車などの車両、タグボートやフェリーなどの船舶など、供給実績は累計93件を超えており、すべての供給先において問題なく使用されています。しかし、一般に数万点以上の部品で構成されるといわれるディーゼルエンジンにおけるバイオ燃料などの使用は、その安全性の検証を経て、承認されるまでに時間を要するという課題がありました。
今回「サステオ」が、クボタのミニバックホーへの使用を承認されたことは、「サステオ」が現行の燃料と遜色ない燃料として認められたことを示すものです。今回の承認を通じて、クボタのミニバックホーを購入やレンタルなどで使用するさまざまな企業や組織、個人が、「サステオ」を安心して積極的に利用できるようになることで、建設業界をはじめとする様々な現場での「サステオ」利用が拡大し、気候変動対策への貢献が期待できます。
※2 出典:Off-Highway Research 2021

■ ユーグレナ社の次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」について
「サステオ」は、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマスを原料とする次世代バイオディーゼル燃料であり、バイオマス原料を活用することから、化石燃料由来の燃料と相対的に比較した場合にCO2削減効果が期待されます。その最大の特徴は、分子構造が石油由来の軽油と同じ炭化水素のため、軽油を使用する機械や車両にそのまま利用可能であることです。JIS規格※3や品確法強制規格※4など国内規格上軽油に適合しているほか、国土交通省の新技術情報提供システムNETISに登録もされており※5、複数の建設工事でも利用されています。
※3 日本産業規格(JIS=Japanese Industrial Standardsの略)。日本の産業製品に関する規格や測定法などが定められた日本の国家規格のこと
※4 自動車の安全性及び排ガス性状などを確保する観点から、揮発油、軽油、灯油、重油の石油製品について定められた品質規格
※5 2024年2月5日のニュースリリース「ユーグレナ社の次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」が国土交通省の新技術情報提供システムNETISに登録されました」リンク
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一般的なバイオディーゼルと、次世代バイオディーゼルとの比較
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■「CSPI-EXPO 2024 第6回建設・測量生産性向上展」のクボタブースについて
「CSPI-EXPO 2024 第6回建設・測量生産性向上展」のクボタブースにて、「サステオ」を利用したミニバックホーのデモンストレーション等を行う予定です。
詳細は以下のリンク先をご覧ください。
「CSPI-EXPO 2024 第6回建設・測量生産性向上展」リンク

当社は「サステオ」のさらなる普及拡大に向けた取り組みを加速し、脱炭素社会実現を目指します。

<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供、未利用資源等を活用したサステナブルアグリテック領域などの事業を展開。2014年より、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を、継続的に実施している。リンク
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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